【Issue #29】「CAM Keychain」って何? 小さなキーホルダーに詰まった、クライミングギアの仕組み
fujfujの商品を見ていて、最初にちょっと気になったものがあります。
こちら。
小さな金属のパーツがいくつか組み合わさった、 「……これ、何?」
クライミングを知らない私には、最初はそんな印象でした。
実はこれ、クライミングで使われる 「CAM(カム)」というギアを、 約1/3サイズに縮小したキーホルダーです。
しかも、ただ形を似せただけのミニチュアではありません。
レバーを動かすと、本物のカムと同じように、 左右のパーツが開いたり閉じたりします。
fujfujでは、これを「CAM Keychain」として キーホルダーにしています。
では、そもそも本物のCAMは 何のために使うのでしょうか?
01 / ABOUT CAM そもそも「CAM」って何?
クライミングで使われる「CAM(カム)」。 名前だけ聞くと、何に使うものなのか、 ちょっと想像しにくいですよね。
自然の岩場には、持つところや、 足を置くところはありません。 そこでクライマーは、岩にある 「割れ目」や「すき間」を利用します。
クライマー自身が岩の割れ目などにギアをセットし、 安全を確保します。
CAMは、そのために使われるギアのひとつです。
特徴的なのが、このいくつかに分かれた 「カムローブ」と呼ばれる部分。 レバーを引くとローブが縮まり、 岩の割れ目に入れやすくなります。
そしてレバーを離すとローブが広がる。
岩の割れ目にセットされた状態で荷重がかかると、 ローブが岩を押す方向に力が働き、 ギアがその場所に保持される仕組みです。
こうして説明すると少し難しく感じますが、 fujfujのCAMを手に取ってみると、 その仕組みが少し分かりやすくなります。
02 / THE MECHANISM 小さくても、ちゃんと動く。
fujfujのCAMを手に取ってレバーを動かしてみると……
実際のクライミングギアが持つ特徴的な動きを、 そのまま小さくしたような感覚です。
fujfuj公式でも、1:3スケールの 「fully functional cam keychain」 と紹介されています。
キーホルダーとして考えると、ちょっと不思議です。
普通なら、そこまで動かす必要はありません。
でも、CAMが実際にどんなギアなのかを知ると、 このギミックにも納得できます。
単にCAMの形をしたキーホルダーではなく、 「CAMという道具を、小さくして持ち歩く。」
そんな発想の商品なんだな、と。
03 / THE APPEAL クライミングを知らなくても面白い。
私はクライミングについて詳しいわけではありません。 だからこそ、最初は 「小さくて面白いキーホルダー」 という見方でした。
でも、CAMが何のために使われているのかを 調べてみると、少し見え方が変わってきます。
そう分かってから見ると、 小さなCAMのひとつひとつのパーツにも 意味があるように感じます。
クライミングをする人なら、 「あっ、CAM!!」と分かる。 クライミングを知らない人なら、 「これ何?」から始まる。
そのどちらでも楽しめるのが、 このキーホルダーの面白いところなのかもしれません。
ただし、最後に大事なことを。
実際のクライミングには使用できません。
小さくても本物そっくり。 でも、用途はまったく別物です。
今回は、fujfujの「CAM」をきっかけに、 普段あまり見ることのないクライミングギアについて 少し調べてみました。
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